日常は敵ではない。
暇も、感情の振幅も、抜け毛も。
昨日や明日を、前後で考えない。
先月がやっと過去になるところ。
ニュースは私を向いていない。
その優しさが今になって分かる。
どの先生が一番好きだったか。
記憶の中ではみんな若い。
だが現実は揺るがない。
念じても机は持ち上がらない。
近づいて両手で持てばいい。
それは負けたことにはならない。
本当も嘘も無ければ、その中間も無い。
食事が出来あがる。うまい。
右手と左手が栄養を運ぶ。
連帯作業だ。噛む、順調。