この世界をもみくちゃにするシステムを
頭上に天然色で展開させて
どうして君は目覚めているの
夢かもしれないとは思わないのかい
いつか約束した
欲しいものは願えば手に入ると
嘘を教えたつもりはない
結果的には同じかもしれないが
明日
好きな雲を君にあげよう
この空の中からひとつだけ
好きな雲を君にあげよう
すてきな名前をつけるんだ
誰のものでもないうちに
名付けた雲はどこへ行くんだろう
この世界に埋められた宝物を
全部集める必要なんてない
幼く魔法を信じるたびに
悲しむ人がいること君はまだ知らない
いつでも祈った
出せば届くようになっているのだと
だから星は光を返す
百万光年の彼方であっても
明日
好きな雲を君にあげよう
まよっていると消えてしまう
雲をひとつ君にあげよう
すてきな名前をつけるんだ
誰のものでもないうちに
名付けた雲はどこへ行くんだろう
運がよければ
虹を出すかもしれない